あいつと別れた お前と出逢った いい奴等だった せつない事だけ 記憶にとめると 足どりは重い そんなに 自分の暮らしの形に こだわるんじゃないが 世の中が進む 方向ばかりを 気にしていられない 多くの時代が 台風の様に かけ抜けて行った 思った通りに にぎわいの中を 走り抜けて行く 急いでないのに いつの場合でも 通りすぎるだけで 見つめ直したり 考えこんだり した事だけが無い 流れ 流れる 流される 悔やむ 気持ちも 今は無い 流れ 流れる 流される 惜しむ 気持ちも 今は無い 新しい事も 古臭い事も 大した意味はない どちらかと言えば 俺は古いタイプの 人間なんだろう 意味のありそな 愛の唄声に だまされたりはしない 気持ちの良すぎる 居心地悪さに こだわり続けてる おふくろが死んだ 今日は朝から 突然の嵐 今日より 悲しかった1日と 云うのは 沢山あった筈 心が静まる 友人が居れば 昔も語るけど 俺のタイプは どこの誰とも 重なる地図じゃない 流れ 流れる 流される 悔やむ 気持ちも 今は無い 流れ 流れる 流される 惜しむ 気持ちも 今は無い 考えてみれば 水曜日からは 何もしていない 言葉の他にも 満足の出来る 何かが欲しくなる 流れ 流れる 流される 夢中になれずに 目をつむる 流れ 流され 泣かされる 涙は 出ないが 泣かされる