澄み渡る夜 時を辿り 瞬く光は命の灯 「もしも二人が重なるなら 虚しく螺旋を描いた 霞む記憶に ユメをみては 不確かな僕らが揺れる 心を焦がす 君の種(こえ) 約束だけが棘を増す 美しく咲く花の姿に 君が壊れていく 僕が壊れていく 遥か昔に聞いたような 懐かしい声に目を覚ます 眩暈の中に浮かぶ君は 静寂を鮮やかに破った 同じ世界に堕ちていくけど 願った日々には逢えずに 心を解かす 安らぎを 求め続けて傷つけた ただ咲き誇る花の涙に 君が離れていく 僕を遠ざけていく 導く星を無くしたまま どこへ辿り着くだろう 互いの影に囚われていく 終わることなく 心を焦がす 君の種(こえ) 約束だけが棘を増す 美しく咲く花の姿は 今もまるで… 気高く揺れる 君の花 時に儚く 僕を待つ 繰り返していく哀しみの果て 僕は壊れていく 君を壊していく 眠りによせた その笑顔(こたえ)