例えばリセットできる物があるとす るなら 誰よりも早く決める自信だけはある 「どうだっていい。 」と諦める弱さと 「どうにだってなる。 」という強さに気付けばよかった 容赦なく陽は登り陰を作って遊ぶ 他人と比べるばかり そして安心を肥やす 強気だった僕はやがては密やかで 陽の当たる時を失ってやり過ごすば かり あての無い涙が騒がしい ここに居ていいのかと何度も訪ねた 黙っててくれなんとかするから 焦る想いは当然にその場から動けな い 行くあてもなく夜を歩くと思い返す 誰かとどこかでほら やけにボヤけた日常を ボリュームを上げて掻き消してる今 は 欲しいものはないけど強いて言えば 充実です 果てしない悔しさに悶えた あの日はこうだったからと言い訳並 べた 分かってるんだ無意味な事だと 前向きな歌流しても大丈夫だと言え ない 黙っててくれ 明日になるまで 分かってるんだ でも誰か助けて… あての無い涙が騒がしい ここに居ていいのかと何度も訪ねた 黙っててくれなんとかするから 焦る想いは当然にその場から動けな い こうしていつの間にか月日だけは流 れて 当たり障りなく生きる事には慣れま した だけど何かが足りない 全然満たされない リセットしていいのなら躊躇わない だろう 少しだけ目を閉じてその手を離して みた いや、 ただ一つだけあった消したくはない もの 「 。」 (やっぱりいいや…。)