真実と向き合うにはいつか恐怖を盾 にして進む その対価として1人になるという決 意も 秒針を側で見送りながら明日明後日 と過ごす 脆くも儚い涙を流す事があろうとし ても 細やかな見ないフリをして平然な日 常を守り抜いて 代償として積もる傷言い出せない弱 さ ふと切れる糸が見えた あなたのその先を知らぬまま私は生 きてゆくでしょう 最も容易く誰かがこの辛さを消して くれるから 例えばもしを繰り返してただ安心を 並べてた ただそれだけで噛み締める充実に安 らぎを添えて 時を移さず時が流れる平坦が怖かっ た 幾度と進む分岐点にも次が別れ道 ただ一つの綻びが一瞬の崩壊へと繋 がって 目の前がぼやけて見えないくらいに 曇天後の雨にきっときっと泣くでし ょう 愛して愛されて忘れて覚えた夢 愛情と躊躇いも五分と五分の夢でし た あなたのその先を知らぬまま私は生 きてゆくでしょう 最も容易く誰かがこの辛さを消して くれる 強がりな後悔で塗り潰したサヨナラ は 痛いくらい幸せでした いつか来るお別れと出会う