歩道橋から見下ろした 駅に続く傘の道 雲の切れ間の差す光 ふたつの靴が リズム刻んでいく ちぐはぐな心と言葉 バラバラにならないように 君からの虹の言葉で だんだん繋がってゆく 恋の速さはどれくらい 左の肩を近づける 僕らは踊る 今日もまた 君と見た同じひかり かなえられた恋なんて 一つあればいいくらい 僕を迎える土曜の午後 覗く手帳から 君が浮かんでいる つかまえたタイミングから 偶然が色づいてゆく 君の待つ駅のホームに 桜フワリと舞う 胸の速さはどれくらい 右手で時を絡ませる 闇の中に現れた 夢で見た同じひかり Oh Oh Wow No no... 恋の速さはどれくらい それでも夢は不確かで いつかは星に消えてゆく 君も僕も すべて キスの速さはどれくらい 左と右を近づける 僕らは踊る 今はまだ 音のない恋のダンス