今どこにいるの 無情なコールが切り裂いてく この寒空に たった一人残し ハラハラ舞う雪は 私に降り積もる 『会いたいよ』とポツリ 呟いてはみたけど さよならと告げれば 楽になれるの なら 口火を切ってあげる 取り繕うだけじゃ 傷をふやすわ 駆け引きじゃない 気付いたら 二人よく来た公園 凍てつく風がブランコを 哀しげに軋ませる それほど遠くない 過去がここにはあるの あぁ 色褪せてしまう 初めてのキスさえも さよならと告げれば 別の誰かと… なら 私がふってあげる 誤解させたまま このままでいいの 止めを刺して ショーウインドー映る あなたに似た影に 今でもハッとするの 偶然なんて有り得ないのに あの頃 私たちは抱き合うことで 凍えた愛 温めてた だけどそれは昔 取り留めのない ただの出来事 愛してた あなたを誰よりもずっと 出口見えなくなるくらい 遅すぎた告白は その心を 動かせないけど