ためらうあなたの声に気付いてた 灼熱の風が かき乱す 今度 いつ逢える? 危なげな恋に 強がりは効かない 知り過ぎたこと ただ後悔している ウソは真実より優しいのね 砂のしろのような運命に巻き込まれて 堪えてた涙がホロリこぼれ落ちた まぶしい陽射しに色づいた街は 嫌い みんな 幸せそうに見えて サーフグリーンの波 轟く雷鳴 帆を上げて 夏が迫り来る 隠した本音を いまなら聞けそう 過去に捕らわれずに 不実なことで 深く傷ついても なぜか悪い人に思えなくて 砂のしろでもいい あなたと崩れ去るなら 本気で見た夢も ここに埋めてくわ たゆたい拡がる熱情も海の底に... 他人事のように揺れてて 砂のしろを攫う 寄せては返す痛みに 堪えてた涙は溢れ とめられない まぶしい陽射しが「次へ」とけしかけるけど 今はまだ無理 進めない 砂に縺れて 進めない