逃げ出したって、 誰のせいでもないから 今までが全部間違ってた気がして 怖くなるんだ。 車窓に映った僕の明日なんて 知りたくない。 躓いて転んでヒーローが 助けにきても まだ大丈夫とか強がるんだ。 僕はデクノボウだ。 きっと、世界はまだ、 余すときめきで眩むけど きっと、 夢をみても僕は明日を書き 出せないまま 滲んでく。 世界の端っこで今日だけ 寝ていられても 明日にはきっと要らないこと 思うから 怖くなるんだ。 眠れない夜をまた何度でも 繰り返して 待って! 僕は今日もやっとで起き上がれて 何者にもなれなくて きっと、 夢をみても僕には 全部似合わないから 目を閉じる 雨も風にも勝てなくていい。 僕は僕のことで精一杯 誰に何に縛られて 生きてるんだろう。 どこに向うのだって ずっと僕の自由なんだ。 わかってたよ、 今まで全部無駄じゃないことも。 僕はデクノボウだ。 きっと世界はまだ 余すときめきで眩むけど きっと、夢をみても 誰かの代わりじゃない 殴り書きでも 僕だけのものだ。