ある朝 晴れわたるは青空 南に 向かう風薫り 燕が 滑りこんだ窓辺には 届いた 報せ待っていた あなたに好きなひとはいますか わたしを誰か 好きになるのでしょうか いってみて 抱きよせ おまえに告げてやる 聞いていて 幸せ おまえとなら一緒 いついつまでも一緒 待つしかないとあきらめていた 「新たに始めます」の便り おもわず 声をだして笑ってた これから先が嬉しくって あなたに好きなひといますか わたしは誰を 好きになれるでしょうか いってみて 抱きよせ おまえに告げてやる 聞いていて 幸せ おまえとなら一緒 いついつまでも一緒 あなたに好きなひといますか おそらく他人は 好きにするのでしょうが いってみて なんだか あまりに切なくて 聞いてきいて なぐさめ ことばにならなくて くちづけ結ぶまで いってみて 抱きよせ おまえに告げてやる 聞いていて 幸せ おまえとなら一緒 いついつまでも一緒 ああ、いつまでもいいよ