夜空に溶けてビルが浮いて見える この街では僕が輝くには到底 何を始めようかよーいどんで 何を終わらせようかごめんねで 僕が輝くにはどうしても 君が足りない 何も足りない 取るに足らない 僕が足りない 愛されたって塞がらない傷 今も君の足らない言葉でしか 治らないみたい 眠くならないようの 優しいお薬でさえ 沁みてしまうから君じゃなきゃやだ 動く中央線 駆け足の僕は 今日も一本後の電車も 逃してしまうかな 朝になりかけの 5時 今になって思い出して 暗がりの街に安心するんだろう なりたいようになれない 背の低い僕に似合う場所は 君が足りない、何も足りない