隣に君はもういない あの笑顔はもう見れない 書きかけの日記帳を 破り捨ててゴミ箱へ 大好きなはずの君の影 冷たく感じる雨音が 混ざり合って歪んでいった あの時の君は袖を振り 思い出も意味を成さずに 儚く崩れ去ってゆき 今宵の月はあの時の 合わせ鏡となった あの頃には戻れないのに あの頃を求めてしまう 例え戻ること願っても 時が戻ることは無くて 独り泣いてても その声は虚無へと消えて あの頃の君の陽炎を 雨が邪魔して消えてゆき 素敵な思い出のはずなのに あの時の君を忘れ去る 大好きなはずの君の影 冷たく感じる雨音が 混ざり合って歪んでいった あの時の君は袖を振り