昨日の夜風はまだ眠っているうちに もう地球の反対側に逃げて 行ったみたいね 歩きながら済ませる朝食は 知らないうちに季節さえもぐるりと 巡らせた 君に描いた青写真がいつか 叶いますように 僕はただ 願うことしかできないけれど 僕らはみんな弱いこと まだ忘れちゃいないから あなたがいて私があると 忘れないから 大抵の事は1人でできることで 誰かの力を借りてまで 生きていたくはなくて この世界地図の広さに心揺れ ためいきに隠した思いさえ さらって行く春疾風 空に浮かんだ白い雲が いつか流れ行くように 僕はまだ涙の跡も消えないけれど 僕らはみんな弱いこと まだ忘れちゃいないから あなたがいて私があると 忘れないから あなたがいて私があると 忘れないから 昨日の夜風はまだ眠ってるうちに もう温かい僕のまんなかで 明日の夢に変わる