当たり前に過ごしていたけど 少しずつ終わりに近づいていて 大きく息を吸って見上げた空が 滲んで見えた 商店街の二つ並ぶ駄菓子屋も 坂道を下りた角の文房具屋も 今はもうなくなってしまって この街も変わった 不安なことがたくさんあるけど このまま甘えてちゃ心配も 迷惑もかけてしまうから さよなら さよなら いつかまた会いに来るから その時はちゃんと胸を張って 頑張ってるって言えるように 当たり前のように家に帰れば おかえりって 待ってくれるあなたがいて だけどもう聞けなくなるんだって 思うと やっぱり寂しくて 自分で選んだ道が これで 正しかったのかはわからないけど 信じて進むしかないよな これから これから たくさんの人に出逢っても この街であなたと過ごした 思い出を忘れずに歩いていく 本当はさよならしたくないよ この街でいつまでも 変わらず過ごしていたいよ なんてね 言わない だってあなたのような 素敵な大人になりたいって思うから 涙拭いて さよなら さよなら いつかまた会いに来るから その時までどうか元気でいて 変わらない笑顔で待っていて