肩まで浸かった もう少しであなたに溺れてしまう 近づくほどわからなくなる それでもいいと思えるほど 何度痛い目見れば気が済むんだ あたしまた泣いた夜のこと 忘れてんだ 変わらない朝に雨が降って 心まで濡らしていったせいだ 分かってなんて言わないのはね 笑ってくれないからね 飾らない姿輝いて見えたのは 幻よりずっと 鮮明に映り込んだから 丁寧に仕舞い込んだんだ 昨日に縋った もう一人じゃ何にも 出来そうにないな 願いを星に唱えてみる それくらいしかできないのよ 何度みた夢の話だって あなたの記憶には 残っていないんだ あなたに会いたい それすら言えない 変わらない気持ちなんてない いい加減あたしも学んだよ 言い訳探しにも飽きたよ 愛に恋 ありきたりな台詞で 会いに来い 甘えられなかった この先の長い人生を 捧げる覚悟はないけれど 変わらない日々に嫌気が差して ここまでだって告げるのなら 優しさなんて見せないでよね 約束も守れない人なのね 飾らない姿輝いて見えたのは 恋の魔法でした 千年後にまた会いましょう 拝啓、愛しかったあなたへ