「明日で最後」縋って 私、唱えた。 昨日もまた、身体許して。 「期待はずれ」なんて 分かんなくてさ。 今更だって、分かってるんだよ。 春に恋をした、 不意に落ちた。 香りさえ覚えてる。 あれから、長い夜を数えた。 身の丈も合わないのに、 背伸びした。 あの日の理想に、 近づきたくてさ。 泣きながら駆け出した、 あの不安な日々を。 戻れなくなったのは、 そんなに問題か? 存在自体、 こんなんじゃないもん、 誰に言ってんだ? だってそうだろ。 「明日で最後」縋って 私、唱えた。 昨日もまた、身体許して。 「期待はずれ」なんて 分かんなくてさ。 気まぐれだって、 分かってるんだよ 「ただ前だけ向いて生きろよ」 安い盗作言葉。 あの日も、全部壊して逃げた。 でも下向きそうな時は、 睨みつけた。 生きてるってこと、 残してたくてさ。 あぁ、まただ。 押しつけてた。 そういうものと、 受け入れていた。 あぁもう嫌だな、 隣に居たあなたが消えた。 塞がれてたまるかと、 涙堪えた。 「明日で最後」縋って 私、唱えた。 今日もまた、何も繋げずに。 2人歩いた日々を、 思い出しては。 「サヨナラだ」って、 分かってたんだよ。 海浜公園を抜け、 霞んだ虹が光ってた。 私も光って。 想いを馳せたら。 語り合ったあの日だって、 無駄じゃないよ。 きっと。 窓に映った部屋を、眺め泣いた。 あの日も、ただあなた愛して。 間違ってないと、 この身燃やし唄うから。 止まるな、走って。 「明日で最後」走って 私、唱えた。 昨日もまた心許して。 「期待はずれ」なんて 分かんなくてさ。 今更だって、分かってたんだよ。 普通からはみ出して。 真夜中に駆け出して。 死にたい場所探してた、 夜を越え。 ただ願うのをやめて。 もう一度、あなたに出会って。 ハクメイの随に、 今更、気づけたよ。
