朝日が滲むもう行かなくちゃ 夜を這って辿り着いた明日へ 言いかけてやめたお礼のかわり それとなく小さめにそっと手を振る 焼けつきそうな胸をほら ただただ張ればいい 僕らは出会う前からきっと この始まりを感じていた 両端の燃えている蝋燭のように 惜しみない愛でキミを照らしたいよ 胸に突き刺して進む かけがえのない時を 他愛のない2小節のメロディ 不思議だね誇らしげに響く 一瞬だけ目が合えば充分 いつも以心伝心黙っていても 泣き出しそうな顔をほら ただただ上げればいい 僕らは何か一つ終わる度に 「さぁ出発。」と言い聞かせた 両端の燃えている蝋燭のように 惜しみない愛で今を燃やしたいよ 胸に突き刺して鳴らす 変わることのない歌を キミの声とキミの眼差しと キミの熱とキミの言の葉と キミの笑とキミとの写真と キミの愛とそうキミは光 僕らは出会う前からきっと この始まりを感じていた たとえ記憶から消えてしまうとして も 心はずっと覚えているのだろう 胸に突き刺して進む かけがえのない時を 歌を時を歌を 今を