心しぐれる寒い夜 くもりガラスの向こう 流れる雨に浮かぶ 街灯り あなたのすべて愛しくて 傍で尽くしたいのに 悲しくて 苦しくて 胸が痛くて 叶わぬ恋だから 夢でもいいの逢いたい あなたの香り探してる 二人でよく来た店 扉が開く度に 振り向くの あなたの仕草真似をして 溜息ひとつつけば 恋しくて 切なくて やりきれなくて おぼろな夜だから 夢でもいいの逢いたい 季節の流れ恨んでも ただ虚しくなるだけ 契った約束さえ 叶わない あなたの色に染まっても 想い届きはしない 淋しくて 侘しくて 夜が長くて 空ろな明日だから 夢でもいいの逢いたい