壊れた時計の中 明日を願う日々があった 止まった秒針は 僕の胸を刺した ずっと 足元を見た午前0時 ふとあなたの匂いがした 玄関先チャイムの後に いつも通りだった声がした 笑って言える日は来るだろうか 繋がった空に向かって 暗闇、水平線の先 暖光が包んで夜は明ける 差し込んだ陽が僕を照らした 消えないよ、まだ あなたが生きた証を ただ唄い続けるから 悴んだ胸が熱を帯びた 死ねないよ、まだ あなたとの日々が太陽のように 光をくれるから 差し込んだ陽が僕を照らした 消さないよ、まだ あなたが生きた証を もっと唄い続けるんだ 日が昇りまた夜が明ける