少しでもいいから何かを 考えていたくて 朝から 逃げるようにカーテンをさっと 閉めた 最近やっと陽が昇るのが 遅くなってきた 大切にしたい時間ばかりがあっとい う間だな 誰も知らない夜中の涙 一人きり流してた 洗い流してくれ もう何も残らなくていいからさ 久しぶりに映画を見たら 救いのない話で 今の自分を重ねたら 案外救われた そうやってただ居場所を探した 苦しいと思えるってことは 僕にもまだ心があるってことかな 誰も知らない夜明けの涙 一人きり流してた 洗い流してくれ もう何も残らなくていいから どこにも辿り着けない日々に 潰されるぐらいなら もうこれ以上の 生きていく意味も 真実さえもいらない 後悔ばかりの人生に 悔いなんてひとつもないよ 誰も知らない朝を待ってた 一人きり待っていた 全て通り過ぎて まっさらな日がくるのを信じた それぞれに形を変えながら動き出す 毎日を 色付けることもなく ただずっと何かを問いながら 歩いていく 絡まったままで ずっとずっと歩いてる いつか最期がくるまで 待っているよ まっさらな日を 絡まったままのハートで ずっとずっと信じてる いつか最期がくるまで 誰も知らない涙を流してた