君がいなくなったらさ 僕はどうなるんだろう カーテンを開いて 口に運ぶ煙草 君がいなくなったらさ 僕はどうすればいい だから駄目なんだろ なんて弱いんだろう ベランダに干しておいた 洗濯もの煙にまかれて 焦げ付いた 嫌な記憶も 掠れてしまった 今日呼吸が止まるとして 君がいればいい 背中越しの温もりが そこにあればいい 君がいなくなったらさ 僕はどうすればいい 冷えた君の手のひら 握り返す今日も 君がいなくなったらさ 僕はどうなるんだろう 朝が来ないんだよ なんて怖いんだろう 変わっていって、消えていった 手を伸ばしても届かないなら 出会った日に笑って言って 君は誰 僕の何 ふらっと行って、消えてしまった 手を繋いでも戻れないから 出逢ったこと夢って言って 僕は何 君の何 朝日に手をかざして 指先に滲むオレンジ いつまでもそばにいて どこにも行かないで 今日いのちが消えるとして 背中ごしの温もりが 幻じゃない 君の声 そこにいればいい 君がいなくなったらさ 君がいなくなったらさ 今日世界が終わるとして 君がいればいい 君がいればいい