易々と取られてたまるか この命と時間を 名前を無くしたかのように 歯車になるのは簡単だった 「型にはまってたまるか。」 型にはまり狂った俺が言うよ もう遅いのかもしれないけど 本当の手遅れになる前に 生まれて死ぬだけ そう思うのならこの歌は 聴かなくてもいい 生まれて死ぬまで 息を飲んで涙流して 何が欲しくて 何が要らない それだけのこと ただそれだけのこと 誰に命を使ってあげたい それだけのこと ただそれだけのこと 別個で生まれたはずなのに いつからか量産型な僕らが オリジナルになるには 何が必要なんだろう みんなと一緒が安心 そんな日々でも構わないよ でもそこに意図が有るか無いかで 変わっていく未来だ このままで別にいいのなら さっき言ったけど耳塞いでいて くれていいよ このままじゃしんどいのなら 僕の声を 君の声を 渡しあおう 何を纏えば 強くなれるの そんな訳がない 誰になろうとしてるんだい 全部剥ぎ取れ 身体ごとさ 消えてしまいそう そこで初めて光った点が心臓 管を伸ばして 型どる新しい君の身体 「いつか。」を現在に。 皺が増えても 心はいつだって 何が欲しくて 何が要らない それだけのこと ただそれだけのこと 誰に命を使ってあげたい それだけのこと ただそれだけのこと 何を纏えば 強くなれるの そんな訳がない 誰になろうとしてるんだい 全部剥ぎ取れ 身体ごとさぁ 消えてしまいそう 消えるわけがないよ そこで初めて待ってる 出会ったことのない君が