「ポエトリーリーディングなんて 誰にでもできる ただ言いたいことを 言うてるだけでいい けどラッパーはそれを韻を踏んで スピット 天と地ほどの差がある ラップとポエトリー」 俺 ポエトリーラッパー 全員に勝ってる気でいる でも ラップと ポエトリーの優劣には直結しん 強化系か 操作系か みたいなもんやん? 能力は問わず 勝った方が勝者 「踏まなくていいってのは 踏めない言い訳」 「踏んでないラップは 無価値である」と虐げる スキルがねぇ 不利なペン 指が便利 ツイートだけ 次出せ ふりだけ? 無心なって リリック書け 韻は縛りであり 自由を奪う足枷? 同内容やと踏んどう歌詞の方が 価値が上? 韻で自由になれるラッパーは 強要したりはせん 誰かの当たり前は間違え ペンを走らせろ 踏むことを外し 本来のライン 一番自然な形でのせる 確信を信じ書く詞 けど それも踏むこと同様 必要のスキル 作品を出す内に 出来るように リリックを書く時 ラッパーが 大事にする基準があるとするならば 4小節末踏んだ? 踊れる楽曲か? 違う 己の納得だ そういや 好きになった要因は 上質な韻だ 大いなるラッパーの母音が 当時まだ高二だった心射抜いた 踏まず書き 発見した 韻の利点 音楽に転じ 繰り返し聴ける せなあかんから踏んでんのか? 必要を感じ踏んでるとじゃ 雲泥の差 俺ん中で韻はニス 作品の見栄えを上げ さらに長持ちする けど 時にそれ自体が 本質になりえる ルールと言い張る人の愛情も 理解してる 様々に生まれる異なる主張 きっと根底にあるのは出合った記憶 対象は1つ 好きな感情は一緒 人間を叩かんで 意見を戦わせろ 踏むことを外し 本来のライン 一番自然な形でのせる 確信を信じ書く詞 けど それも踏むこと同様 必要のスキル 生活を生き 日々技術を知る ビートに対してラッパーが 守らなあかんことがあるとするなら ば ほんまにHIPHOPか? ヒットを生むか? 違う ビートの信用だ 書いた言葉を ビートにのせるんじゃなく ビートが持つ言葉を掘り 起こせるかだ その作業こそが創作 言いたい先に到達 凌駕する 驚かん 行は没だ 突如流れる ループ 頭の中 その時のビートは ドア 机にかじりつきながら夢中で書く 16小節は宇宙である