季節の移ろい 夏めいて 耳をつんざくほどの蝉時雨 仲良し小好しとラムネの瓶 真っ赤な恋心はりんご飴 あなたが私を好きかどうか そればかりが 気になって仕方なくて どうしようもなくて 穴の空いたドーナツみたい 金魚すくいは苦手なご様子 カランコロン カランコロン 恋音がしたんだ *線香花火がシュルリララ リララ ひゅーっと夜風に吹かれて凋んだ 夏祭り 紅 浴衣 ピーヒャリラ リララ 「離れないで」と袖を掴んだ 夏の音が琴線に触れた 夏のしらべと夕月夜 静かに流るる せせらぎの音 夕焼け小焼けと蜻蛉の群れ 木陰で微睡んで夢現つつ 私があなたをどれくらい 好きかなんて 多分想像してるのの百倍位だよ 肩にもたれて寝ちゃったみたい 遊び回ってお疲れのご様子 ガタンゴトン ガタンゴトン 恋音が聞こえた 打ち上げ花火がヒュルリララ リララ 心に咲いて静かに溶けてく 月と星のバラードがキラリララ リララ 「もう少しだけ」って時間を止めた 夏の音が切なく響いた 「あなたのことが好きです」 シュワリララ ルララ 炭酸みたいにはじけるこの想い *繰り返し