触れる手の冷たさが なんて君らしいことか 優しい人じゃなくてもいい 君のことが好きだから 想っても想っても 泡になって消えてしまう 考えても考えても とても消えはしないの 真ん中から 溶けてしまうよ 僕と公園へ行こう サンダルでいいから 僕と公園へ行こうよ、ねぇ 喋れども喋れども 伝えたい言葉にならない もどかしくて喉を押したら 痛かったから眠るよ この縁石は 昨日の墓標 僕と楽園へ行こう ドレスアップして 僕と楽園へ行こうよ、ねぇ 無数の星など探さないで 無数の声は遠い彼方へ 優しい人じゃなくてもいい 君のことが、好きだから。