誰も傷つかないように 誰も傷つけないように 「大丈夫」って君が言って そう言ってほしい 散々な日々を引き払って 淡々と夜をなぞって 濃紺に簡単に溺れて 「会いたい」なんて、ごめんね 呼吸を止めて 目を閉じてた 弱いままだね 遠く深い場所に 閉じ込めてた 綻ぶような さみしい正しさに 願ってしまう 縋ってしまう いつも誰か 傷つけながら 誰も傷つかないように 誰も傷つけないように 「大丈夫」って君が言って そう言ってほしい 膝を抱いて 夢を見てた 一人なんだね 誰もいない場所に ただ漂う 優しさから 悲しくなるほどに 逃げてしまう 拒んでしまう いつも僕を 傷つけながら 途方もなく 嘆かわしく いつもそこに そこに君がいて 変われるかな 救えるかな 君がいたら いてくれたなら 君がいたなら いてくれたなら 君がいたなら