木漏れ陽が優しく降って いつかの秋を思い出した こんな風の気持ちよい日は 誰かに何故か優しくしたくなる 何もかも 受け止められる気がしていた でも何一つ 受け止められてはなかった 世界はどれだけの事を 思い出に変えて進むのだろう だけどいつか忘れていくから 悲しいけれど生きていける 君はいつも笑っていた そして時々泣いていた あの一言が言えたなら 僕らは今でも笑えていたのかな たまに君の事ばかり 思い出してしまう夜が来る だけどいつか忘れていくから 悲しいけれど生きていける ああ僕らはどうしてこんなにも 大事な物ばかりをその手から こぼしていくのだろう 嬉しい事があれば笑い、 悲しい事があれば涙する 当たり前の生活を 抱きしめて僕らは生きていく たまに君の事ばかり 思い出してしまう夜が来る だけどいつか忘れていくから 悲しいけれど生きていける