あてもなく歩いて 色褪せた街路樹に もう何回目か尋ねて 巡る度思い出して 歩き続けてきた くたびれたスニーカーも 色褪せてきてさ あのまま古くなっていくよう 強く結んだはずの紐ほどいて 長い夜が明けたら 思い出すように笑って ふざけ合った頃のように いつもらしく輝いて 子供みたいに無邪気な 甘い声で困らせて 何百回も走らせて 通ったあの街並みも 似てきた口癖も好みも笑い方も 変わらないそのまま あのまま続いているよう 通り過ぎた日々が君が綺麗になって いく 似てる誰かを見かけたら 思い出すように笑って 追い越したはずの今は 優しさだけに包まれて 10年20年ずっと先も 思い出したように泣かないで 過ごした日々はこれからも 照らすように輝いて 見送った日に戻れたら 違う未来があったかな また同じこと話すよな 夜明けがほらすぐそこに