空の青さに負けない君は 誰にも見せない顔をもっていた 「私も同じ」そう言ってはにかんだ 僕の全てを見透かされたようだった セミの声がやけに煩くて 暑さに溶けた 君を待ってたいずっと待ってたい 汗ばんだ手をぎゅっと握った 2人過ごした日々は忘れない 夏風が連れ去っていく 君の面影 何も知らないあの頃の僕は 君の青さにすがるだけだった 煙草の煙が波の音に消えた なびく髪すら愛おしかったんだ 眠れないほど長い夜だった 空を仰いだ 君を待ってたいずっと待ってたい 掴みかけた手すっと離れた 2人過ごした日々は忘れない 夏風が連れ去っていく 君の面影 秋の風が頬を掠めて 僕を遠ざけた 君に恋したあの日の時間 過ぎ去る夏が僕を離さない 揺れる記憶が遠く沈んだ 夏風が静かに吹き止む だから待ってたいずっと待ってたい 汗ばんだ手をぎゅっと握った 2人過ごした日々は忘れない 夏風が連れ去っていく そしてまた恋に落ちてく 君の面影