誰かの幸せを 心から願える人 君が僕の前に現れた 優しい季節 二人で歩いた道 それほど長くないけど この手は離せないと思えた 笑い合った日々 君が暮らしてきた街も 家族も 僕の中にある景色も 雲みたいに 空に浮かべて 寝っ転がりながら話をしよう 僕らが紡ぐ 今 さくら色 いつまでも ありがとう これからも やわらかな そよ風に 口ずさむ 愛のうた 誰かが泣いてたら 寄り添うように側にいる 自分はいつだって後まわし 私は知っている ネジが外れながらも まわる世界で 動けなくなった私を 見つけてくれたのあなたが 交わることのない空の下で 出会えた奇跡 増えてゆく 宝物 抱きしめて 生きてゆこう 眩しくて 美しい 今日という幸せも 嬉しくて 泣ける日も 悔しくて 叫ぶ日も その先に 続く道を 一緒に 歩いてゆきたい さくら色 いつまでも ありがとう これからも やわらかな そよ風に 口ずさむ 愛のうた 50年経っても その手とこの手 つないで 緩やかな坂道を下って 桜を見にゆこう