Track bypaionia
東京が本気で殺しにかかる 透明な俺はどこへ行った 気づけばみんな顔を失くして 人間は俺だけだって拳を握った 痛いほど分かっていたことや 期待ほどじゃなかった君が また一人二人と死んでいく 俺はこの東京で生きていた 片足をいくつも拾いながら 部屋に帰って布団に並べ あれもこれもって頭の中から 引きずり出しては 馬鹿みたいに眠る この国を救った途方もない嘘つきや それでも生きたかった少女たちの夢 が 一秒二秒と時間を戻す 正直者はすぐに死んだ 俺はこの東京で生きていた