公衆電話が笑ってる 午前4時の Highway 水銀燈にこび売る朝が 東の空で紅いルージュのよう ラジオからはボサノヴァ さっきまで君と ケンカの理由 思い出せずに オレンジジャムの色で 夜明けだね 空蝉のステア 50マイルス 海岸通りの馴染みのカフェ 開くまでどこか クルマ駐めて ひと眠りしようか あぁ 汐騒を抱きしめて シガレット 火を点もし 輝き出す水平線を 見つめていた君は今 あの部屋で 独り夢を泳ぐの? 海岸通りの 駐車場に エンジン切れば 寒い静寂(しじま) ルームミラーに映る 公衆電話が笑ってる 海岸通りの 駐車場で ルームミラーに見なれたクーぺ 君のクラクション 響くのさ 公衆電話が笑ってる