歩道橋で黙りこんで 君は見てたね 澱んだ夏に横たわる 街のざわめき 小手先で生きられない 不器用なヤツ 時代遅れと言われても 君であればいい もう誰も本気で 夢など見ない街で 荒らぶる情熱 君のまま胸に消さずにいて 若過ぎてたあの頃は 知らずにいたね 自分を充たすたかぶりに 溺れていたから 傷つくほど愛せたら 素敵じゃないか 自分のために愛したと 悔やむよりはいい いい人に逢えるさ ありふれたセリフだけど 信じていたいね わかり合う誰かそばにいると 同じ黄昏胸にしみても 癒せないさみしさ 君だけじゃない いい人に逢えるさ せめて胸の片隅 荒らぶる情熱 君のまま強く抱きしめて いい人に逢えるさ ありふれたセリフだけど 信じていたいね いつの日も君はヒトリじゃない