ごめん私この部屋を 出ることにするわ 朽ちた机に置かれてたその鍵は 風邪が舞って木漏れ日も 揺らいでいるわ 遠く聴こえるざわめきが消えて行く ゆっくり流れる川のように 全てが交わってくればいいのに こっちは急な流れに乗って あっちのほうの 流れはゆるやかになる ごめんあの日扉を閉めて全てが 終わった さようならとは書けなくて 悲しいから 川の流れは止まらないの 不意に深みに落ちてしまったのね 川の流れは続いてくの 不意に浅瀬を渡ることもあるのか ごめん私この部屋を 出ることにするわ どこへ行くのか私にもわからないし ゆっくり流れる川のように 全てが交わってくればいいのに 今日もいつもと同じように 川は絶え間なく流れているから Ah
