裸の王様

歌詞

贅沢ばっか 「あれもこれもそれも」って無制限 王様気分 「あれもこれもそれも」って無条件 装備していたものを全て外し丸腰に なれば最後戦う術も知恵もなくて 撃沈 真っ白な紙に書いてごらんよ 自分だけで何ができるのか 埋まる事のないその空白に 痛いほどリアルな現実が見えて 来るはず 当たり前が横行し僕らは 一丁前に王冠を被り ざらになった幸福に甘んじ ぬるま湯に身を投じ溺れてる 滑稽だな生まれたての姿って 言われて 「王様なんて称号にも飽きた」 なんて強がってる 何処からともなく浴びる罵声や 辱めから逃げる手段は 自分の身分を下げ 同情を買い小さな 努力に付加価値をつけることか？ 切り抜けられないピンチの時ほどに 弱者を装い 自慢気に苦悩を暴露し 悲劇の主人公になる 慣れてしまったのかはたまた心が 腐ってしまったのか 目の前にある一瞬に感謝を 言えずにいる 何故だろう？ 当たり前が横行し僕らは 一丁前に王冠を被り ざらになった幸福に甘んじぬるま 湯で溺れ始めてる 邪魔になって恩人を裏切り 「僕だけは」と 浮力を求め 自慢気に苦悩を暴露し 悲劇の主人公に成り下がる そんな醜い物語