ah 世の中の或る程度は 1人で解決してしまう もしこの世に生まれるとき 「優しさ」を持っているならば きっとそれは自分のために 持ち合わせているものだろう 貰えたものは有るはずだけど 消えて 消した記憶が蘇るだけ ah 遠くにある星は綺麗さ それは間違えないことだけど 何故足元のその美しい 花を踏み倒して来たんだろう ねぇ 貴方はどうして そう いつも自分のこと 犠牲にして私に こう 手を差し伸べるの 消えゆくものは多いだろうけど その弱さを「優しさ」と こう 呼ぶのかもしれない… ah 世の中で他の人と 同じ世界は生きられやしない だけど代わりになることなんて 哀しいくらい簡単なこと 誰もあなたの思いの淵を 知ることなんてないのに ねぇ 貴方が摘んでた この 実のならない花の 花束をくれた この 「優しさ」の種は 貴方が私を思ってくれてた ということの証に きっと なるはずでしょ ねぇ 生まれた時手にしていた この「優しさ」はいつか 出会うはずの貴方との 時を 育てるのだろう 例え私のこの思いも全て 伝えられなくてもいい それでもいいから ねぇ 貴方はどうして そう いつも自分のこと 犠牲にして私に こう 手を差し伸べるの 消えゆくものは多いだろうけど その弱さを「優しさ」と こう 呼び続けたい 貴方の生まれた日を心に刻むよ