今宵も闇のトンネル くぐり抜け君のとなり 慢性鼻炎の響きだけ お邪魔することにするよ 君の大事な誰かが 君をすぐ困らせるんだ そのときは僕の出番 いやらしくも僕の出番 オーマイ それがぼくのほこり 落ちて踏まれて丸くなっても オーマイ それがぼくのほこり みじめでもいい ぼくのほこり 耳に微かな湿り気 感じる程、通じ合っても 今夜の髪の匂いを 感じないのは鼻のせいじゃない オーマイ それがぼくのほこり 風に紛れてけむくなっても オーマイ 今夜は君のとなり 弱る小声を 守るほこり 履ききれない 声の履歴 きみをまもる ぼくのほこり オーマイ それがぼくのほこり 落ちて踏まれて丸くなっても 僕は僕なり 君、君なり 重なりふたり 傷つかない距離 見つけたらそれが ぼくの連愛
