君の音を聴かせてよ それだけでいいんだよ はぐれた心を繋いでよ 君の音を聴かせてよ 涙滲んだ水色の音は 聞きたくないから 誰もが羨むような容姿でもない だけど僕はニットからはみ出ている 前髪を見ていれば幸せで ご飯にソースかけて食べたり 靴下いつもちぐはぐを選んだ いつも通りの光景を頭に浮かべては あれもこれもそれもどれも 欲しがっていたけど 君の音を聴かせてよ それだけでいいんだよ はぐれた心を繋いでよ 君の音を聴かせてよ 耳を離れない優しいその音が 恋しく残った あれが最後の響きだったんだ 水色に響いた涙声 僕が好きな響きじゃないから せめて最後にもう一度 あの頃に戻って 君の音を聴かせてよ それだけでいいんだよ はぐれた心を繋いでよ 君の音を聴かせてよ 僕が好きだったあの頃の音を 今も愛してるよ 僕は今日も同じだよ 変われずにいるんだよ 愛しい響きに揺らいでいる ねぇ、もう一度聴かせてよ 緑色の僕が好きな 君の声を聞かせて 響いているのさ 女々しくもおなじだよ その声を求めてしまうよ