山手線車窓越しの怪物 刺さる車輪のブレーキ音 動かないってわかってる でも脈は勝手に大きく波打った 「今しかないこの瞬間しか」 自分の声かき消すように 明日があるさと都合いい歌切り刻む 痛いほどの光がビルの隙間から差し 込んで 放射能火炎を体いっぱいに浴びた 幸せという名の懶惰 着飾って僕は歩いた 教会送りでゲームオーバー くだらねぇよ 胸の中の空理空論 おや気づいたら星火燎原 イヤホンして世界にさよなら くだらねぇだろ 山手線飛び乗ろうとした 学ランの少年 赤らんだ耳 その目の奥に映るのは憂いか 大人が振りかざす正義の金槌か 傷つかずに生きてくために 誰かが落としたバイブル 拾い集め代わりに捨てた 明日への希望 去って行く少年の背中を座席の端で 僕は どんな顔して 見つめていたんだろうな 幸せという名の懶惰 着飾って僕は歩いた 教会送りでゲームオーバー くだらねぇよ 胸の中の空理空論 おや気づいたら星火燎原 イヤホンして世界にさよなら くだらねぇだろ 幸せという名の懶惰 着飾って僕は歩いた 教会送りでゲームオーバー くだらねぇよ 胸の中の空理空論 おや気づいたら星火燎原 イヤホンして世界にさよなら くだらねぇだろ