ちっぽけ

歌詞

ヤカンから 聞こえるいつものメロディ 一つまた一つと足を持ち上げる 目覚ましに流し込んだ ブラックコーヒー いつになっても好きになれないな 子供の頃に遊んだ木馬は電車に形を 変え ゆらゆら揺れる頭はあいも変わらず 座ってないな ガラス窓に棲み着く水玉模様の化け 物を ただそこから見つめてた もうすぐ終わりが 来るちっぽけなこの世界で 何のために働いているのでしょうか また明日にはこの言葉の渦が 跡形もなく消えていくのでしょうか とめどなく聞こえる悲劇のサイレン 一つまた一つと赤い花咲かす テレビの中で流れる涙も銃声も 嘆きも 数十年経った今でも何も 変っちゃいないな 暗くなった画面に写る 水玉模様の化け物は なぜわたしに笑いかける もうすぐ終わりが 来るちっぽけなこの世界で 何のために戦っているのでしょうか また明日にはこの言葉の渦が 杭と化して体の奥深くに もうすぐ終わりが 来るちっぽけなこの世界で 何のために生きているのでしょうか もうすぐ終わりが 来るちっぽけなこの世界で 何のために生きてるのかなんて 知らないさ 明日になって新しい風に吹かれて 生きてく 生きてく 生きてく それだけさ もうすぐ終わりが 来るちっぽけなこの世界で