御伽噺

歌詞

真っ赤なスカート揺らして 夜の街に溶けた少女 メロウにキスした 今日はもうあなたとは 通い逢えないみたいね 目の奥棲みついたネオンをなぞる クラクラと宙を泳いで 夜の街と燃えた東京 懸想に沈んだ くだらない単語並べて 夢に釘を刺す 暗闇の中手を伸ばした ドアの外側差し込む光 僕のこと待ってると思っていた なのに近づくことすら許されない 己の醜さを繰り返し 思い知らされる日々に もう慣れてしまったよ こういうのが好きなんでしょ ありきたりビート 小悪魔なコード 好きなんでしょ わかったフリして語った世界線 嗚呼痛いよ 大人ぶって体揺らしちゃってさ もういいよ 悪戯に愛を語って 夜の街に酔った少女 額にキスした 蠱惑な声にやられて 遠のいていく君のその目も 街の灯りも ただただ痛いほど 君を愛し夜更けを待った まだまだ世界は 僕のものだって思っていた 僕は馬鹿だ 僕は馬鹿だ こういうのが好きなんでしょ ありきたりビート 小悪魔なコード 好きなんでしょ わかったフリして語った世界線 嗚呼痛いよ 大人ぶって体揺らしちゃってもう どうしようもなく愛しちゃってさ 夢の中なびく真っ赤なスカート 奪われちゃってさ ネオンがうつる瞳はただの 魔法だったんだ いつかこの夜も忘れてしまうだろう さよなら