ロープを探すあの子には 見えていない 見てもいない 今すぐ終わる キッチンの引き出し 終わりを決めた もう決めたあの子なら その日まで残りを 生きるために息をする あなたじゃなくて自分を脅してるの 悪夢から醒めるほど嘘つきじゃない 嘘つきじゃないよ 尽きる前に息をしきるには どうにも酸素が多すぎるせいだ 決行の日まで信じていれたのに ノンフィクションで終われなかった 今日が終わる もう終わる時が来た はじめからわかっていたの だから怖くないはずだった 忘れ物が悔しくて涙が出る どれだけ吸っても息つけない 嘘を恐れてあの子はどこへいく? あの子もこの世も天国も嘘だらけ ほら尽きる前に息をしきるには どうにも酸素が多すぎるだろう? 決行の日まで信じていたとしても ノンフィクションで終わらせないで もう遠い昔の話