きらめく星の命が 瞬く刹那より遠く あの日の青さのままで いまもずっと 輝き続ける 張り詰めた月の静寂と 震えているこころ溶かして あなたの面影も 部屋の隅の 思い出になってしまうなら 新しい窓辺から吹き抜けるような ひとつの風の中 夢を乗せて かたちなき未来に託したい そう ここにいる意味を 見失わないために この手を繋いでいたいと 願うよ いつでもそばに 隠した涙の跡も いつかきっと 轍になるから 変わりゆく川の流れに 揺れ惑うからだ任せて 同じ空の下で 同じ時を この夜が明けてしまうまで 追いかけた憧れも水底に置いて 泳ぎ続けていく 気高さには 曇りなき言葉で伝えたい そう ここにいる意味を 見失わないために 止まない雨も越えていこう 抱いた決意と共に ひらけた海の鏡に 朝焼け色の瞳を重ねたら 確かな今日が あざやかに映るだろう 新しい世界へと響き合うような ひとつの風の中 夢を乗せて 迷いなき声で歌いたい そう ここにいる意味を 見失わないために あなたの光を灯して 祈るよ いつでもそばに