底が抜けてしまった彼も どうか憎しみだけを溜めないで そんな悲しい顔をしないで 手放せるくらいの絶望で 生きているの 悲しみは 終わることはないとわかってる わかってるでしょう 今日も外は眩しすぎて 歩けないけれど 日向ぼっこをしたらいいの 窓の横で体育座り あなたしか触れない夜は 明かしてしまえ 嘘は苦手と言ってたのに 傷つくための嘘はつけるの そんな心で生きていたら いつまでも絶望は消えやしない 今日も部屋の明かりはまだ 灯せないけれど 日向ぼっこをしてもいいの 少しだけ遠い空 あなたしか 覚ませない朝がきっとある 今日もまた明日が来て 眠れないのなら 日向ぼっこをしたらいいの 温かさに気づくでしょう あなたしか触れない夜は 溶かしてしまえ