この地球が眠りにつく頃 明日の空を仕込む天気職人は 黙々と色を混ぜ合わせて 世界を覆う 空を染め上げる 同じものなんて 二度とは出来やしない いつでも気持ちを織り込む ただ頑なに 雨にもちゃんとした 素敵な理由がある 誰かの事を想う時には こぼれる涙隠してくれる 晴れたらちょっとだけ 青い色を借りて 痛む心に鳥を描こう いつかは風が 吹き抜けてゆくでしょう <間奏> いつだってしかめっ面な彼が 今朝の仕事には少し満足げ だから君の事 初めて誘えそうなんだ ずいぶんぐずついた 僕の背中を押して 最高の天気は 最高の口実に 傘を離した右手を君に 差し出してみようと思ってる 海にも街にも続いたこの空を どこまでだって歩いてゆこう 眩しい陽の光につつまれ そんな風に思いを巡らせたそがれに 明日はどんな日になるのかな 明日こそは誘えるといいのにね