世界は終わりを 告げようとしてる 誰にももう止められはしない ―――始まる 崩壊の交響曲が鳴り響いて 降る雨はまるで涙の音色 教えて 支配し支配され人達は いつかその心に憎しみを そして愛することを 思い出せず 争うの? この歌が聴こえてる 生命ある全ての者よ 真実はあなたの胸の中にある 嵐の海を行く時も 決して 臆することのない強さを くれるから <♪> けれども進むほど風は強く 希望の灯はやがて消えていく 「明かりをよこせ」と 奪い合い 果てに人は殺し合う 涙などとうに枯れて 気付いて その目は互いを認めるため その声は想いを伝えるため その手は大事な人と 繋ぐためにある この歌が聴こえてる 世界中の寄る辺なき者よ 希望はあなたの胸の中にある 燃え盛る焔の中でも 決して 傷つくことのない強さを くれるから <♪> その手で守ろうとしたものは 愛する者だったのだろうか 紅く染まったその手を眺めて やっと自らが してきた愚かさを 過ちと認めるその罪を とめどなく あふれるその涙を知る この歌が聴こえてる 生命ある全ての者よ 真実はあなたの胸の中にある 嵐の海は静まった 失ったものは 数えきれなくとも この歌が聴こえてる 世界中の寄る辺なき者よ 希望はあなたの胸の中にある 悲しみの夜を超える時 必ずあなたは 生きていく強さを 持てるから