午後のカフェテリアで 散らばる言葉に耳を澄ましてる 最近会話が全然続かない ここには誰もいなくなって 夕日が空のコップを照らす 冷めたコーヒーを一気に飲みほした ああ 今日も一日が過ぎていた 知らないうちに年をとったみたい また ぼくは何もできないまま 布団のある家に向かう 電波がなければ消えてしまう 人ばかり 恋はガムシロップのようにこびりつ く 午後のカフェテリアは 退屈色をにじませて この何でもない日々を抱きしめたい ああ 君のメールを待つうちに ぼくの何十年が経ったみたい また 君の言葉がしみついた 布団のある家に向かう