J・O・K・E・R

歌詞

眠り眠るこの大胆不敵の 自由を解放してくれよと 偽りの殻で守られた 飛べない小鳥が叫んでいる 「二度と」「今度は」を繰り返して 一体何が得られるのだろう 継ぎ接ぎでできた気持ちに 「本当」の意は理解できるのか この宙を舞う道化師達 醒めぬ幻を愚かに 狂い果てたこの私に見せてくれ さぁ嘘で成る未来よどうか 錆び付いた過去を消してくれ 飽きるまで滅ぶまで生きようか 生まれ変わった私を見たいんだ 早く早く暴走したショーを スタートさせてくれよと 狂った愚かな観客の 急かすような声が聞こえたら 過ぎ去る日々のらりくらり 空想が交わるの　無意味？ ならどうか本当の私よ　変われ 湧き上がれ予定調和のショーは ここまでさ本意を見せてくれ 果てるまで求めるまでいこうか もう二度と冷めた 顔は見たくないのさ 嘘を暴いてくれジョーカー 芝居をしたくはないんだ 隠された扉を壊してくれ消えるまで ここで息絶えてしまったら まだ見ぬ自分が死ぬんだ 繋がれた鎖は 疾うに外れているだろう？ さぁ今夜はどこまで行こうか 大それた夢を見せてくれ 覚めることのない幻を この手で掴んで 現在を塗り替えるのさ 鍵を閉めてしまえば また元通りになるから 壊し続けなきゃならない どんなに酷な運命だとしても 足を止めてしまえば 留まることを覚えるから 進み続けなきゃならない そう言い聞かせてくるのは 一体誰だ？ 闇を切り裂いてくれジョーカー 本当の現在を見たいんだ 嘘に覆われた殻は破って捨て去れ 全て壊してしまえば 何も守ってくれないから 違う世界を創造し直すしかないんだ さぁ嘘で成る未来よどうか 決められた今日を変えてくれ 飽きるまで滅ぶまで生きようか 生まれ変わった私を見たいのさ