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レーゾンデートル

Track byMORICO

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  • 2020.04.06
  • 3:56
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歌詞

殼に頼った空っぽな自分を 悟られないように あーだこーだと請け売りの持論を 見せびらかした 掌の上の箱の中じゃいつだって いつか見たような顔ぶれ 寄ってらっしゃい見てらっしゃいと みんな商売上手 疲れてんのに 眠れやしないよ 既成概念と固定観念に 幾ら注ぎ込んでみても すり減ったありふれた 答えしかわからないまま 存在するって行為自体にも 理由が必要ならば 君のいない世界を 見ていたくないだけ でもまあ、それ自体にも理由はない 可視化できないものも 盲信してしまいそうになるのは 縋れるものはいつだって 限りあるものだから 不安や恐怖を抱えて 自分の一部と嘯いては その大なり小なりだって 数字で測ろうとした ねえ答えてよ 忘れ去ればいいの? 本能と暮れる怠惰に 身をまかせるくらいなら 冷め切ったすました態度で 終わりにして 自分がいないって感覚に 苛まれる夜も 傷痕増やしながら 越えてきたんでしょう 君を笑っていい理由がない 後悔も妄想も 不安も衝動も 思うが故にこの身が 此処に在るならさ 簡単に言うよな 「考えるなよ」 出来りゃ苦労はねえよ 既成概念と固定観念を 壊そうとしてみても 名前のない誰かの上塗りを なぞってるだけ 絶望も愛憎もちゃんとぶら下げて 手を繋いでここまで来たんでしょう 射程圏内も既定路線も 踏み外していけよ 君が望む君を奪われるくらいなら 数字じゃなくて 君自身を物語れるものを 貫いて 本当はもうわかってるだろ 君が君を手放せないこと それは存在理由でしかない

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