黄昏た、 コンクリートの冷やに凭れて ため息を 混ぜたタバコの煙にぼやかす 大都会に埋められた 下町に残る人情。 蜘蛛の糸に絡まる 名月が、阻まれた夜 君は「帰りたいなぁ」と呟く。 瞳の中朱く、蒼に落ちる夕日 遠吠えが呼玉する、 散歩道に帰ろう。 野良の集まる星空の酒場 未だ訪れない未来を語った友よ 今の俺はどうですか? 君とみていた世界を 君のいない今も歩き続けてるよ。 心の街灯の横、枝垂れる木陰 笑い声が響く河川敷に帰ろう。 瞳の中朱く、蒼に落ちる夕日 遠吠えが呼玉する 散歩道に帰ろう。 野良の集まる星空の酒場 未だ訪れない未来を語った友よ 今の俺はどうですか? 君とみていた世界を 君のいない今も歩き続けてるよ。