のしかかる雲の下 生ぬるい雫 数え 焦燥を感じながら どこか安定してる 先を行く人の影 追いつく気力もなくて 憧れと嫉妬を混ぜ 口元だけ笑うのか? ふと見上げた白い切れ間から響く声 「まだ見えない、 自分の最後の瞬間を」 打ち上げろ青い花火 梅雨空を切り裂いて 気がすむまで走ると決めた朝を 思い出せ 超えられない壁ならば 回り道したら良いだろう 積み重ねた時間もきっと 道標にかわるのさ 凍えそうな冬の星座から届く声 「まだ見てない、 自分の最高の瞬間を」 打ち上げろ青い花火 雪雲を貫いて 捨て切れない想いに泣いた夜を 思い出せ 誰にも出せない色を この手で描き出すこと 時期はずれと哂われたって構わない 他の誰かにではなく 自分に誓った未来 炎ともし打ち上げるのさ 漆黒のあの空へ パノラマのカンバスへ
